明けの明星
明るくなりかけた東の空に、目立つ星がありました。
明けの明星。
受験生のころ、この星を見てから、
寝るのが習慣でした。
能率の悪い勉強の仕方をしていたので
しょうね。
長い時間、机に向かっていれば、
勉強した気持ちになり、
安心できました。
成績が、勉強時間に比例して、
良くなった形跡はなかったと思いま
す。(*≧∀≦*)
『これだけやった!』
という安心材料にはなっていました。
ただ毎日毎日眠くて、
受験が終わったら、
ゆっくり眠りたいと
いつも思っていました。
窓から見える“明けの明星”は、
「今日も、たくさん勉強したね。
もう眠ってもいいよ。」
という、空からの合図でした。
受験生の皆様が、
喜びと希望に溢れた四月を
迎えられていますように。
ランキングに参加しています。応援していただけるとうれしいです。