記憶の中です
今週のお題「わたしの実家」
このお題で、ブログを書いてみようかと、寝る前に思い立ったの。
失敗。
眠れなくなってしまった T_T
構成を考えていたら、
どんどん
いろいろなことを思い出して
思い出して、切なくなった。
朝、明るい日差しの中で、
仕切り直しです。
🌅
幼いころ、年末の台所は、
湯気と美味しそうなお醤油の香りで充満していた。
母はおせち料理を作っていた。
忙しく。
私は何をしていたかなー。
なにも役に立たないから、
その隣りで、次から次と出てくる
使った鍋や調理器具を洗っていた。
「早く食べたいなぁ」
きっと、そんなことを考えていたと思う。
暑い夏の休日に、
庭で草むしりをしている父の姿を思い出す。
「父さん、暑いから休んだら」
記憶には、
声をかけて労うすべはない。
学生のころ、
列車で帰省をしていた。
車窓の景色が見慣れた風景にかわると、空気も香りもかわった気がした。
慣れ親しんだ街。
家は近い、と気持ちが弾んだ。
その列車に乗っても
もう家には着かないの。
「実家はどちらですか?」とか
「お正月🎍には帰省なさるの?」
という会話をしなくなって久しい…。
そう
実家はもうないの。
でもね今は
遠い街で、
「実家、どこ?」
「休みには帰る?」なんて、
次の世代が話してると思う。
今は私が、
私の家が
実家。
列車🚃で、
いつでも帰って来れられるからね。