「神様は、あなたが乗り越えられる試練しか与えない」
この言葉を初めて聞いたのは、たぶん小学生くらいの時。
聖書の言葉とは知らなかった。
(最近、良く聞くような気もするけれど…。)
「神様はあなたが乗り越えられない試練は与えない」だったかもしれない。
大好きだったアメリカの開拓ドラマ。
『大草原の小さな家』
大草原の小さな家シリーズ 大きな森の小さな家 (新装版) (講談社青い鳥文庫) [ ローラ.インガルス・ワイルダー ] 価格:748円 |
![]() |
主人公のお姉さんが、先生になる夢が叶う直前に失明する。
失意のどん底にいるとき、母親が慰める言葉だった。
彼女は夢を諦めるしかなかった。
でも、
諦めた先には別の人生があり、幸せがあり、そして、別の形で彼女は夢を実現する。
ドラマの感動ともに、幼い記憶に残っていたらしい。
何年も何年も過ぎて、
人生は思い通りに行かない事の連続なのだと落胆する中で、
その言葉が鮮明に蘇った。
苦難を乗り越えて頑張れ。 その力は君にあるーーーいいや、ちょっと違う。
「乗り越えられない苦難に押し潰されてはいけない。
それでも明日を生きるしかない。
その先には、別の幸せがきっとあると信じよう。」
幼い時、「挫折」と「再起」まで
見せてくれたこのドラマは心の片隅で、私を支えてくれている。